シナリオとモーションキャプチャで観る人の感情に届ける映像制作
Client: 江戸川区教育委員会学務課給食保健係
Category: 映像制作
Date: 2023.09~2023.11
経緯
江戸川区内の小・中学生向けの「食育動画」制作依頼。シナリオの段階で栄養教諭と教育委員会事務局の方々と入念に打ち合わせをし「小学生向け」「中学生向け」とそれぞれの発達段階に合わせたシナリオを2種類作成することになりました。完成した映像は、児童に配布しているタブレットより閲覧。江戸川区の小松菜を通じて、食料自給率や地産地消、フードマイレージなどを説明しました。
キャラクターに命を吹き込むRokoko
小学生向けの動画では、こどもたちが興味を持ちやすいように江戸川区学校給食食育キャラクター「ペロン」を動かしました。
まず初めに「Blender」を使用し3Dモデリングしました。その後、耳や服などの揺れを再現するために「unity」で動作するようにVRMデータを作成。そこへ、「Rokoko」からのフルトラッキングデータをライブストリーミングし、「unity」上でキャラクターを動かしました。また、瞬きや口の動きなどが表現できるように「ARkit」「パーフェクトシンク」対応データを作成し、表情をつけました。
ストーリー性が学生の感情を刺激
中学生向けの動画では、同年代の俳優が出演する「ドラマ風」のストーリーを持たせました。ただし、インタビューシーンなどはノンフィクションとなっており、リアルとドラマが両立した作品となっております。
また、中学生役のキャスティングは「東京表現高等学院 MIICA」にご協力いただきました。
プロジェクトメンバー
- ディレクター 大場由香里
- 映像制作 井田和義
- ナレーション 松下有美
- キャラクター声優 遊水千智