重要なポイント

条件の開始は「where」が最初!

構文

パターン1

select * from [テーブル名] [別名]
 where [別名].[カラム名] = 条件1; 

<例題>

  • 学生マスタ(student_mst)からデータを取得すること。
  • 抽出条件
    • 学生NO(student_no)が〈1〉のデータ
  • カラム:すべてのカラムを抽出すること。
select * from student_mst sm
 where sm.student_no = 1;

パターン2

select
 [別名].[カラム名1]
,[別名].[カラム名2]
 from [テーブル名] [別名]
 where [別名].[カラム名] = 条件1;

<例題>

  • 学生マスタ(student_mst)からデータを取得すること。
  • 抽出条件
    • 削除区分(delete_ku)が〈0〉
  • カラム
    • 学生NO(student_no)
    • 学生名(student_kj)
select
 sm.student_no
,sm.student_kj
 from student_mst sm
 where sm.delete_ku = '0';

記述の注意点

  • SQLを記述する場合には、スペースを入れながらキレイに並べる意識をしましょう。
  • 「’(シングルクォーテーション)」で囲うとどんな意味?
    数字や文字を囲うことで、「文字列」として扱うようになります。
  • 条件で「’」で囲うときと囲わないときがあるのはなぜ?
    「where sm.student_no = 1」と「where sm.delete_ku = 0」で同じ数字型に見えます。
    ただ、「’」で囲う場合とそうじゃないときの違いは「カラムのデータ型」が文字型か数値型かどうかです。

    • 「student_no」のデータ型は、数値型なので、「’」で囲わない。
    • 「delete_ku」のデータ型は、文字型なので、「’」で囲う