WebAPI②のコードを使用します。データベースに接続後に、SQLを利用し、データ抽出を行います。
その後、JSON形式のデータを出力し、フロントエンド側で一覧表示させるプログラムです。
機能概要
プログラミングコード
「webapi-news_v4.html」フロントエンド:API読み出しページ
- WebAPI②で作成した「webapi-news_v2.php」を「webapi-news_v4.php」に修正します。
10行目:phpのAPIのリンクを変数「url」に登録します。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>sample</title>
<script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/2.2.4/jquery.min.js"></script>
<script language="javascript" type="text/javascript">
function mj_api(){
url = "webapi-news_v4.php";
$.getJSON(url, (data) => {
disp_text.innerHTML = "";
for (let i=0; i<data.length; i++){
disp_text.innerHTML += "status:" + data[i]["status"] + "<br>";
disp_text.innerHTML += "new_no:" + data[i]["new_no"] + "<br>";
disp_text.innerHTML += "title_kj:" + data[i]["title_kj"] + "<br>";
disp_text.innerHTML += "article_kj:" + data[i]["article_kj"] + "<br>";
disp_text.innerHTML += "<hr>";
}
});
}
</script>
</head>
<body onload="mj_api()">
<div>ニュース情報を取得<br></div>
<div id="disp_text"></div>
</body>
</html>
「webapi-news_v4.php」バックエンド:APIファイル
- 4行目:「config.php」を読み込み、その中の変数情報を使用することができるようになります。
- 6行目:「try~catch」は、プログラムを実行し、エラー(例外)などが発生した際に他のプログラムを実行することができます。
- 「try」の中がメイン処理となります。
今回のメイン処理は、データベースに接続し、値を受け取るプログラムとなります。 - 「catch」は、「try」のメイン処理で、エラーが発生したときに動作するプログラムです。
- 24行目:エラー内容を取得し、画面上に表示します。
- 25行目:スクリプト処理を終了します。
- 「try」の中がメイン処理となります。
- 28行目:配列「$arr_data」を配列として宣言します。
- 30~37行目:配列「$arr_data」に値を入力します。データベースから取得した値を加工し、変数へ代入します。
- 39行目:「header」関数を使用して、jsonファイルということが分かるようにヘッダーを登録します。
- 40行目:「json_encode()」を用いて、配列をJSONファイルに変換します。
<?php
//データベース接続情報を格納
include("config.php");
try{
$dbh = new PDO($dsn, $user, $password);
$dbh->setAttribute(PDO::ATTR_ERRMODE, PDO::ERRMODE_EXCEPTION);
$sql = "select"
." nt.seq_no"
.",nt.title_kj"
.",nt.article_kj"
.",nt.insert_at"
." from news_tbl nt"
." where nt.delete_ku = '0'"
." order by nt.seq_no desc;";
$stmt = $dbh->prepare($sql);
$stmt->execute();
$count = $stmt->rowCount();
while($row = $stmt->fetch(PDO::FETCH_ASSOC)){
$data[] = $row;
}
}catch (PDOException $e){
echo($e->getMessage());
die();
}
$arr_data = array();
//データベースのレコード数を繰り返す
foreach($data as $row){
$arr_data[] = [
"status" => "OK"
,"new_no" => $row['seq_no']
,"title_kj" => htmlspecialchars($row['title_kj'],ENT_QUOTES,"UTF-8")
,"article_kj" => nl2br(htmlspecialchars($row['article_kj'],ENT_QUOTES,"UTF-8"))
];
}
header('content-type: application/json; charset=utf-8');
echo json_encode($arr_data);
?>
演習問題
- 上記のコードを使用して、ファイル作成し、動作するようにしてみよう。
- 上記のプログラムを変更し、異なるデータベースやテーブルを使用し、一覧を変更してみよう。